皆さんこんにちは!
パーソナルジムASPIの及川です。
さて今回は「寝違えの原因と対策」についての記事です。
寝違えてしまって首を少し動かしただけで体が痛い…深呼吸することすらキツイ…そんな時、肩周りのマッサージをしてみたり、首を回してみたり、色々と対策を打ちますよね?
実はその対策が症状を長引かせている原因かも知れません…
私と一緒に「寝違え」の理解を深め、応急処置を身につけていきましょう!
寝違えとはそもそも何か?
寝違えとは「頸の骨の捻挫」や「頸、背中の筋肉の軽い肉離れ」のような状態のことをいいます。
つまり『ケガ』をしているのです。
例外として、筋肉の拘縮や痙攣が原因となっている場合もありますがレアケースです。
寝違えの原因
寝違えが最も起きやすいタイミングは、寝起きで伸びをしたり、首を動かしたりした瞬間です。
血行不良で筋肉の動きが悪くなっていたり、姿勢・動作不良で頸の筋肉に負担がかかりすぎていたりすると、いざ動かしたときに「グキッ」っとやってしまうのです。
①枕の高さが合っていない
枕の高さが合っていないと、頸に負担がかかるのはもちろん、寝返りも打ちにくいためどんどん体中の血行が悪くなっていきます。
枕の高さは、仰向けに寝転がったときは「首と床の間の空間と同じ」くらいが理想です。
横向きに寝たときは「肩幅と同じ」くらいが理想です。
②姿勢が悪い
特に巻き肩が強い方は頭が重心よりも前に飛び出てしまう「ストレートネック」になりやすいです。
頭部の重さはだいたい体重の約10%になります。体重60kgの方であれば約6kgです。
重心からハズレた頭部の重さを一番に支えるのは、頸の筋肉です。日々の生活で疲労が蓄積していると、ふとした時に故障してしまうのです。
寝違えたときにまずやること・やってはいけないこと
まずやること、それは「冷やして安静にすること」です!
動作確認のために痛みを我慢して頸を動かしたり、ストレッチをしたりといったことをされる方がいますが、かえって痛みが長引くので控えておきましょう!
みなさんが捻挫をした時、または切り傷やかすり傷をつくったときのことを想像してください。
幹部をがんがん動かしたり、傷をぐりぐり揉んだりせず、安静にしていますよね(笑)
アイシングバッグであれば1時間を目処に、冷湿布であれば7時間を目安に幹部を冷やし、痛みや腫れがひくまで動かさないでおきましょう。
冷やしすぎは血行を悪化させ、治りを遅くするので長時間の冷却はご注意を。
痛みが治まったら温めたり、動かしたりして血行を促進しましょう。そうすることで幹部にしっかりと栄養が運ばれ、回復が早くなります!
温めたタオルをあてがったり、ぬるま湯でシャワーを浴びたりするところから始め、徐々に体を動かしていきましょう。
アイシングの時点で症状が改善しない場合、お近くの整形外科や接骨院を受診してくださいね!!
もう寝違えないために
何よりも大切なのは日頃のケアです。
・自分の身体の歪みを知り、正す。
・適度に動かして筋肉を解しておく。
これに尽きます。答えはいつだってシンプルです。動けるうちにジムに行きましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!次回もお楽しみに♫