みなさんこんにちは!パーソナルジムASPIの加藤です!
本日は、たまに聞くけどいまいち何なのかわかっていない「亜鉛」という栄養素についてお話ししていきたいと思います!
・そもそも亜鉛とは?
成人の体内に約 2g 含まれている成分です!
成人ではそのほとんどは筋肉と骨中に含まれますが、皮膚、肝臓、膵臓、前立腺などの多くの臓器に存在し、さまざまな酵素を構成する要素となっています!
・どんな働きがあるの?
「亜鉛」は骨の成長や肝臓などの新しい細胞が作られる組織や器官では必須のミネラルです。
その中でも主な働きとして以下のものがあります!
①タンパク質の新陳代謝を促す
皮膚や髪もタンパク質からできています。亜鉛を摂取することで、タンパク質の代謝を促し、皮膚や髪のトラブルを改善します。皮膚や髪も新陳代謝が速いペースで行われるため、亜鉛を積極的に摂ることで美肌・美髪効果につながります!
女性は特に注目ですね!
②体の細胞にダメージを与える活性酸素を除去する酵素の構成
・活性酸素とは?
体内に活性酸素が過剰に発生すると、正常な細胞や遺伝子を攻撃し、老化や生活習慣病、がんや動脈硬化といったさまざまな病気の要因になるといわれています。
これを踏まえ、活性酸素を除去するために、亜鉛は体内のビタミンAの代謝を促します。ビタミンAの抗酸化作用の活性化を促すことで、アンチエイジング・生活習慣病予防にも効果が期待できます!
結果良いことづくしですね!!
③味覚を感じる味蕾細胞に関与
舌にある「味蕾(みらい)」という受容器官で私たちは味を感じとります!亜鉛はこの味蕾の中の味細胞において、重要な働きを占めています!
味細胞は味蕾は、新陳代謝が活発で、10~12日のサイクルで次々と新しくつくられます。このことから、細胞を次々生まれ変わらせているため、材料となる亜鉛を常に必要としています!
みなさん、美味しいものを美味しく食べ続けたいですよね!
美味しいという「幸せ」を守るために、亜鉛を十分に補うことで、味蕾の働きを保っていきましょう!
・亜鉛を摂るには何を食べればいい?
亜鉛を多く含む食品には魚介類、肉類、藻類、野菜類、豆類、種実類があります。
特に牡蠣、牛赤身肉などに多く含まれるので、積極的に摂っていきましょう!
また、吸収をよくするためにビタミンCを含む食品と同時に摂取してみましょう。レモンやかぼす、柚子などのかんきつ類と一緒に摂取できると良いですね!
これで牡蠣にはレモンや酢橘を絞って食べるのが優勝だとわかりましたね!
・摂りすぎるとどうなる?
継続的に過剰摂取すると、銅や鉄の吸収阻害による銅欠乏や鉄欠乏が問題となり、それに伴う貧血、免疫障害、神経症状、下痢、HDLコレステロールの低下などが起こるおそれがあります!
ですので、亜鉛はできるだけ食事の中で摂るようにし、サプリメントなどでの摂取をする場合は、きちんと一回の使用量を守るようにしましょう!
・トレーニングとの関係性
亜鉛は、トレーニングをしている方にこそ積極的に摂って欲しいです!
筋トレを行うとき、体内に十分な亜鉛の量が貯蔵されていると、傷ついた筋組織の修復、及び新陳代謝がスムーズに進み、筋トレの効果を感じやすくなります!
特に筋トレで体を大きくしたいとき、回復を早めたいときはセット間で摂ることをおすすめします!
なぜなら、傷ついた筋肉を修復するには筋肉の材料となるタンパク質が必要ですが、亜鉛は、そのタンパク質の合成を助け、筋肉を作りやすくしてくれます。そのためタンパク質だけを摂るよりも、亜鉛を一緒に摂った方が筋肉の修復がスムーズになり、
効率よく筋肉を育てることができるんです!
・まとめ
どうでしたか?これでタンパク質やビタミンに負けないぐらい、亜鉛が大切な理由がはっきりとわかりましたね!
いままで意識してこなかった方はぜひこれを機に積極的に摂取してみてください!
次回の投稿もぜひお楽しみに!!