皆さん、こんにちは!パーソナルジムASPIの酒井です🐰
猛暑日が続いておりましが、皆さんは夏に負けていませんか🌞
強い日差しは体温を上げますし、日焼けもします。
日焼けはシミの原因になったり、肌の弱い方は赤くなり痒みが出てしまう事もあって、日焼けの原因である「日差し(紫外線)= 危険なもの(悪)」という印象が強い方が多いと思います👀
確かに怖いものではありますが、「日差し(紫外線)」は適度に浴びることは悪いことではありません!
では、どのくらいが良いのか🤔
今回はこの「日差し(紫外線)」について、詳しく説明いたします!
そもそもなぜ強い日差しによる「日焼け」がいけないの?
そもそもなぜ強い日差しからなる「日焼け」がどういった悪影響をもたらすのかをご紹介します。
【主な悪影響】
①サンバーン
紫外線によって起こる、皮膚のやけどのことです。UV-Bによって皮膚に炎症が起こることが原因となります。
②サンタン
日焼けから数日後、紫外線によって刺激された色素細胞の影響でメラニンが増加した結果、色が黒くなることを指します。この状態は、皮膚が障害されていることを意味するため、色が黒くなるほどの日焼けはおすすめできません。
③シミやシワ
日差し(紫外線)を浴びると、肌が褐色に変わり日焼けします。
これは肌の細胞を守ろうと、肌の奥にあるメラノサイトが活性化して、メラニンが生み出されることによるものです。
通常は、新陳代謝によりメラニンが排出されて元の肌に戻りますが、過剰に日差し(紫外線)を浴びすぎると、そのサイクルが乱れるとメラニンを排出できなくなります。
メラニンを排出できず、停滞して色素沈着したものが「シミ」になります。
また「シワ」については、強い日差しは肌の奥深くにある真皮層にまで到達して、肌のハリやうるおいを守るコラーゲン、エラスチンなどの組織を破壊したり、変性させたりします。
それにより、たるみなど肌の老化が進み「シワ」が出てきます。
⑤皮膚ガン
日差し(紫外線)は細胞のDNAに傷をつけます😨
細胞にはそれを修復する機能がありますが、長年にわたり繰り返し傷つけられているうちに、傷の直し間違いが起こることもあり、突然変異となります。
その部分がたまたまガン遺伝子などガンの発生に関わる遺伝子であった場合、その細胞は勝手に増殖してガンになります。
⑥翼状片
白目が黒目の部分に侵入してくる疾患のことです。30歳以上で発症することが多く、屋外での活動が長い農業や漁業などをしている方によく見られます。
⑦白内障
水晶体が濁ることで網膜まで光が届かなくなる疾患です。水晶体が硬くなることで老眼が進んだり、水晶体が濁って視力が低下したりします。さらに進行すると失明することもあります。
これだけ聞くと、なんだかとても危険なもの、体にとって害のあるものだと思って怖くなってしまいますよね😨
日差しを浴びることで得られる効果?
過度な日焼け(日差しを過度に浴びすぎること)は、確かに体への悪影響が心配されます。
ただ適度であれば恐れることはなく、かえって「浴びるべき」ものでもあるのです🌞
・骨の成長や腸内環境などに重要なビタミンDを生み出す
ビタミンDは、体内のカルシウム濃度の調整(骨を丈夫にしてくれる)、免疫システムの調整などを行っています!
そんなビタミンDは、皮膚が紫外線を浴びることで、皮膚にあるプロビタミンD3(前駆体)という物質が、体内でビタミンDに変わり、肝臓に蓄えられます。
ビタミンDが不足すると、骨の軟化が起こるので、骨軟化症のリスクが高まります。
小児の場合は骨の成長障害が起こり、姿勢が悪くなったり、足の骨が曲がったり、くる病になったりします。
骨量が低下している高齢者の場合は、骨粗鬆症になりやすくなります。
・セロトニンが分泌されストレス解消につながる
別名「幸せホルモン」とも言われるセロトニン🕊
セロトニンは神経伝達物質の一つで、ドパミンやノルアドレナリンなど体を興奮させる物質の働きを抑え、精神的に落ち着かせてくれる働きがあります。
日差しを浴びることで、セロトニン神経を活性化させます。
セロトニン神経とは、セロトニン分泌に関わる器官で、網膜が光を感じることで活性化します。
強烈な光(太陽光)ほど網膜への刺激も強くなるため、セロトニンが分泌されやすくなります🌞
適切な日光浴の時間は?
諸説ありますが、夏の場合は「木陰で約10分(直射日光は避けて良い)」とされています。
もちろん近年は気温が高いので、熱中症に充分気をつけて行いましょう🥛
ビタミンD生成に必要な時間が、地域にもよりますが国内であれば約8分とされています。
またセロトニンは、分泌量に限界があるので長時間陽の光を浴びても、リスクが高いことから夏場は10~15分と言われています。
なので、両方の効果を得るためにも「木陰で約10分」が好ましいです🌞
まとめ
皆さん、いかがでしたか?
今回は、危険視されやすい「日差し(紫外線)」についてご紹介しました!
ぜひ日光浴も行なっていただければと思います^ ^
以上です!