こんにちは!
パーソナルジムASPI渋谷店の小杉です!
最近では社会的に健康志向が高まり、スーパーやコンビニなどでも健康食品などを見かけるようになってきておりますね!
そんな一見、健康に良さそうな食品も食べすぎてしまっては太ってしまう!なんてこともありえます…
そもそも体重の増減は摂取カロリーと消費カロリーの収支によって決まることがほとんどです!
例えば
1日で2000kcal消費する人が、1日2500kcalの食事をすると500kcal分余分に摂取しているので、太ってしまう事になります。
反対に1日2000kcal消費する人が、1日1500kcalの食事をすると500kcal分不足することになるので、痩せていく事になります。
上記を踏まえると、どんなに健康的な食材を使っていたとしても、1日の消費カロリーを上回っていれば太ってしまうわけです…
そこで今回は健康食品やダイエットフードなどに潜む心理的な落とし穴について論文の結果を基にご紹介いたします!
かなり興味深い内容になっておりますので、是非最後までお付き合いください!
研究内容
シカゴ大学の研究で51名の大学生を2つのグループに分けて中身の同じお菓子を食べてもらう実験を行いました。
- 一つのグループにはヘルシー(ビタミンと食物繊維たっぷり)と書かれたお菓子を食べるグループ。
- もう一つのグループにはテイスティ(とても甘くて美味しい)と書かれたお菓子を食べるグループ。
どちらのお菓子も味は同じで12gの50kcalのお菓子です!
食べ終わった後に空腹度を7点満点(空腹感が強いほど7に近づく)で評価してもらいました。
研究の結果
ヘルシーと書かれたお菓子を食べたグループは5.12点
テイスティと書かれたお菓子を食べるグループは3.76点
と、かなりの差をつけてヘルシーと書かれたお菓子を食べたグループの方が食べ終わった後も空腹感が強い結果になりました!
7点満点評価で中間が4点なので、5点はお腹を満たせていない事になりますね!
いかがでしたでしょうか?
紹介した研究から言えることとしては、パッケージにヘルシーやダイエットなど健康に関することが書かれている食材に関しては満腹になりにくい傾向にあり、食べすぎてしまう可能性があるということになります…
対策として
①食べたものを記録して、いつでも見返すことが出来るようにしておく
→決してヘルシーと書かれている食品が悪いのではなく、食べ過ぎてしまうことが問題になりますので、今自分がタンパク質や脂質、糖質をどれくらいの量食べているのかを把握しておくことで食べ過ぎを予防できます!
ある研究では食べているものを記録するだけで痩せるという結果がでたものもあります!
②自炊をして満足感UP
→自炊をすることで、パッケージから受ける心理的な影響は減ると考えられますので、計量して自炊が出来ると更に食べ過ぎを予防できますね!
ある研究では自分で作った料理のほうが食後の満足感が高く、食欲レベルも低下する傾向にあるようです!
上記からも知らず知らずのうちに人間は心理的に食べすぎてしまうことが考えられます。しかし、こうした人間の心理特性を知っておくことで、食べ過ぎの予防に繋がりますので、健康的なパッケージ食品を見た時は今回の内容を思い出してみてください!
最後までお読み頂きありがとうございました!
次回の投稿もお楽しみに!