こんにちは!
パーソナルジムASPI大宮店の及川です。
皆さんは「筋トレしてるのに、筋肉痛になっていない、、、意味がなかったのかな、、、」と不安な気持ちになったことはありませんか?
私はトレーニング初心者だった頃、筋肉痛にならないことが不安すぎて、必要以上に身体を追い込み、強すぎる疲労感や関節の痛みを感じていました。当時は筋肉痛=満足感に繋がっていたのですが、仕事やプライベートで身体のだるさを感じることには悩んでいました、、、
今回はそんな方々に向けて「筋肉痛になること」と「筋肥大すること」の関係性についてお話できればと思います!
ぜひご覧くださいませ!
筋肉痛ってそもそもなに?
まず、筋肉痛の本当の理由はわかっておりません。さまざまな説がありますがその中でも有力なのは下記の2つです。
①筋肉痛とは、運動によって筋肉に微小な損傷が発生し、それによって生じる痛みである
②トレーニングによって刺激された筋肉の感覚神経が、過敏に反応することで痛みを感じているだけである
これまでの研究では、筋肉痛と筋肥大の関係についてさまざまな意見があるものの、その実際の関係性ははっきりしていないことが分かっています。
筋肉痛と筋肥大は関係があるの?
実は一部の研究では、筋肉痛と筋肥大の関係には正の相関があると示すデータもあります。筋肉痛は筋肥大をもたらす一つの要因であると考えている学者さんもいらっしゃるということですね。
この理論では、筋肉がダメージを受けることによって、その修復と再構築の過程でより強固な筋繊維が合成されるという考え方です。いわゆる「超回復理論」と呼ばれる理屈ですね!
そして、これに対する反対意見もあります。
トレーニングをしている皆様も「筋肉痛のあるなし」と「実際に筋肉がついたか」があまり相関しないことを感じていらっしゃるのではないでしょうか?
筋肉痛が筋肥大に直接的に影響するという科学的な証拠は十分になく、筋肥大の主な要因は「摂取したカロリー」「運動の強度と頻度」「十分な休息」など、他の要因によるものではないかとされています。
トレーニングによって刺激を受けた筋肉は細胞内でタンパク質の合成が促進されます。十分な刺激と栄養があれば、筋肉が大きくなるのではないかという考え方です。
つまり、筋肉痛がなくても筋肥大は進む可能性がありますし、逆に筋肉痛があるからといって筋肥大が必ずしも起こるわけではないといえます。
まとめ
筋肉痛は一時的な現象であり、筋肉がダメージを受けたことを示すサインであるとされていますが、筋肉痛は筋肥大の十分条件と考えることが出来ますが、必要条件ではありません。
筋肉肥大には他の要因が影響を与えており、適切な栄養摂取と休息、そしてトレーニングの継続が最も重要なポイントです。
しっかり鍛えて、しっかり休んで、しっかり食べれば何も恐れる心配はありません。
そして何より続けることです!それでは今日も楽しんで体作りに励みましょう!