みなさまこんにちは!
パーソナルジムASPI町田店の丸山です!
2月になり日が長くなってきましたが、まだまだ寒い日が続いていますね!
3月になるとコートがいらなくなり、徐々に薄着の季節がはじまります。
なので、今回の記事のテーマはダイエットにも美容にも重要な『リンパの流れを良くしてむくみ改善』です!
リンパとは?
リンパはリンパ系とも言われます。リンパ系はリンパ液が流れるリンパ管やリンパ節とリンパ組織が多い脾臓や胸腺などが含まれています。
リンパ管はむくみの原因となる間質液の一部を血液循環系内に運ぶ役割をもちます。
間質液とは細胞と細胞の間に存在する液体のことです。
リンパ節はリンパ液に入った細菌や異物を濾過、貪食、除去するなど免疫にも関係しています。
リンパ液とは?
リンパ液の組成は細胞外液と成分が同じで、リンパ液は薄い黄色をしており多数のリンパ球を含んでいます。
リンパ球は、血管内とリンパ管内を自由に移動し、免疫に関わっている白血球の一種です。
リンパ管とは?
リンパ管は、静脈とよく似た構造をもち、ところどころに弁があります。
そしてリンパ系は、全身の組織の間隙にあって、間質液の一部をたえず血液循環系内に運ぶ役割をもっています。
毛細血管の動脈の端から組織の隙間に出た水分の多くは、静脈の端で血液に戻りますが、一部は毛細リンパ管に入ります。
毛細リンパ管の穴は大きくタンパク質を自由に通すので、間隙に漏れ出した少量の血漿タンパクは毛細リンパ管経由で血液に戻ります。
リンパの流れは、毛細リンパ管に始まり、集合リンパ管→主リンパ管を経て、左右の内頚鎖骨下静脈の接合部で静脈に合流します。
リンパにはデコルテが大事と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
リンパ節とは?
リンパ管のところどころにリンパ節があり、リンパ節には主な機能は2つあります。
・リンパ液に入った細菌や異物を濾過、貪食、除去するなどフィルターの機能です。
・リンパ組織があり、免疫に関与するγ-グロブリンをつくり、全身に送る機能です。
リンパ管がリンパ液の通り道なのに対して、リンパ節は免疫に関する関所のような組織です!
運動とリンパ液の流れ
リンパ液の流れる量は、安静時は心拍出量の1/3000程度しかありません。そして、筋肉運動のとき急激に増加します。
しかし、リンパ液が流れないと間質液のタンパク質が排出されなくなり、間質液の浸透圧が高くなり、むくみが発生します。
むくみとは、血液中の水分が血管から出て、間質液が過剰になっている状態です。
浮腫の原因としては、
・血漿タンパク質含有量の低下
・毛細血管内圧の上昇
・間質液タンパク質の増加
・リンパ管の閉塞
などがあります。
ということは・・・
・食事の改善により血漿タンパク質含有量の低下の改善
・トレーニングにより間質液タンパク質の増加&リンパ管の閉塞の改善
によりむくみ改善できますね!
まとめ
いかがでしたか??
むくみの原因は様々ですが、運動と食事によっても改善できるんです!
対策を間違えてしまうと悪化してしまうので、体のお悩みは専門知識が豊富なトレーナーに相談してください!
あなたの生活や目標に合わせて、アドバイスもできますよ。
今日は『リンパの流れを良くしてむくみ改善』をテーマでお話しさせていただきました!
みなさまのボディメイクの参考になれば幸いです。
それでは次回もお楽しみに!!