皆様こんにちは!
パーソナルジムASPI恵比寿東口店の三宅です
そろそろ桜も開花しそうな時期となり、新生活や新しいことを始める方も多いのではないでしょうか!?
本日のテーマはジュニア期に必要な栄養についてです
PFC(タンパク質、脂質、糖質)バランス
フィットネス人口も増えており、聞き馴染みのある言葉になってきている言葉ですが、果たしてそれだけで健康は守られていくのでしょうか。
今回はPFCバランスの効果を最大限発揮するための栄養素についてお話ししていきます
運動をはじめ部活動やスポーツを行う上で切り離せない身体作り
各ご家庭でもお子様の身体作りに力を入れているというお話はよく耳にします
そんな中で一番注意しなければならないのが、怪我ですよね
いくら能力や体格に恵まれていても怪我をしてしまっては好きなスポーツもできずにもどかしい思いをし、その怪我で一生を棒にしてしまう方も数多くいらっしゃいます
私は体作りをしている!
と思っても疲労骨折や肩・肘・膝といった関節痛など近年のジュニアに問題視されている怪我はどうして減らないのでしょうか
ビタミン・ミネラル
皆様はこれをどれくらい意識して食事ができていますでしょうか!?
ビタミン・ミネラルとは体をつくる材料やエネルギーこそなりませんが、3大栄養素の代謝を助け、体の構成成分になったり、体の機能を調節したりと人体にとって重要な栄養素です
ビタミンは13種、ミネラルは16種(計29種類)とPFCのバランスで我々の生命活動は行われています
そんな中、特に摂取が少なくなっているのがビタミンCとカルシウムの2つです
ビタミンC:抗酸化作用を高め、コラーゲンの生成に必要な栄養素(柑橘類の果物に多く含まれます)
コラーゲンとは関節軟骨を構成するものでありクッションのような働きしているため、不足すると関節痛を引き起こす可能性があります
カルシウム:心筋の収縮作用を増し、骨や歯を構成する栄養素(乳製品に多く含まれます)
カルシウムが不足してしまうのと骨の強度が下がり、その負担に耐えられなくなるとひび割れのような骨折をきたす可能性があります(疲労骨折)
上記2つの栄養素は関節痛や疲労骨折に直結するものであり、身体作りには必要不可欠なものです
学生の頃に給食に牛乳や果物が出てきていた理由が見えてきますね
しかし、最近では給食が廃止となっている学校も多く、カルシウムやビタミンCの栄養素はご自宅で意識的に摂取しなくてはならない栄養素となっているのも事実です
実際に厚生労働省が掲載している食事摂取基準と国民栄養調査のデータからも証明されています
ビタミンCの推奨量に対しての摂取量は66.6%
カルシウムの推奨量に対しての摂取量は69.3%
継続的に関節や骨に必要な栄養が100%取れていない状態で、最大出力でパフォーマンスをすれば体がどうなるか、、
容易に想像できてきますよね
突発的な怪我に関しては防げないケースもあるかと思いますが、慢性的な怪我は食事やトレーニングの観点から十分改善可能な領域だと考えています
だからこそ未来のあるお子様をお持ちの皆様へ
今から正しい食事の実践をすることで叶えられることも多いため、まずは我々が道標となってサポートしていきましょう
【参考文献】
厚生労働省
食事摂取基準2025年版
令和5年国民健康・栄養調査結果