こんにちわ!
パーソナルジムASPIの及川です!
昨今は感染症予防のためにお近くのスポーツジムが休業し、運動のために散歩やランニングを実施しているという方が多いのではないでしょうか?
「気合を入れてお家のまわりを走ってみたら、なんだか膝の内側に痛みを感じる・・・」その痛みの原因は鵞足炎(ガソクエン)かもしれません。
運動がきっかけで起こる膝の内側の痛みの殆どは鵞足炎によるものです。鵞足炎専門の整骨院があるくらいです(^o^)
今回はそんな鵞足炎になってしまう原因と対処、予防方法について解説していきます!
鵞足炎とは
鵞足炎は読んで字のごとく、鵞足部が炎症を起こしている状態のことをいいます。
ももの内側にある筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)は膝の曲げ伸ばしに関わる筋肉です。これらの筋肉は膝の内側に付着しており、ガチョウの脚に形が似ているので鵞足部と呼ばれます(^^)
膝の曲げ伸ばしを繰り返すと、スネの骨と鵞足が擦れて炎症がおきてしまいます。
日常生活では特に階段の上り下りの際に痛みを感じますが、重症になるとじっとしていても痛みが出ます。
何が原因で起こる?
鵞足炎の原因は様々なことが考えられますが、以下のケースが多いです。
①ランニング動作で脚をうしろに蹴り出すときに過度に負担をかけた。
②ウォーミングアップ不足で運動した。
③急に長距離を走った、または使いすぎた。
④X脚の状態で走った。
⑤ランニングのフォームが悪かった。
⑥シューズが脚にフィットしていなかった。
鵞足炎になってしまったら
炎症を起こしている状態なので、まずはしっかりとアイシングを行いましょう!そしてお近くの治療院へ行って、診察をしてもらいましょう!
上にあげたもの以外にも様々な原因が考えられます。鵞足炎はかなり再発率の高い怪我なのでまずはしっかりと原因を見極め、その原因を根本的に解決する必要があります。
鵞足炎を防ぐには
鵞足炎は十分なウォーミングアップと、走動作の改善によってある程度防ぐことができます。以下のことを意識しましょう!
①運動前には5〜15分のウォーミングアップを行いましょう。とくに膝の曲げ伸ばしをともなった屈伸や伸脚を入念に行ってください!
②正しいフォームを意識してランニングを行いましょう。
フォームのポイントは「膝と脚が一直線に前を向いていること」!!
・がに股、内股で走っていないか
・かかとが外を向いていないか
のこ2点に気をつけてフォームをチェックしましょう。
③運動する環境を見直しましょう。
・シューズのクッション性はあるか、土踏まずの位置は合っているか
・平らで柔らかい道か
(足場の凹凸はランニングフォームが崩れる原因になります。また衝撃を吸収するために、なるべく土・芝で運動しましょう。)
まとめ
鵞足炎は単純に炎症を起こしている筋肉をストレッチしたり、マサージしたりすればすぐに治るというものではありません。
鵞足炎にならないように予防することが大切です。
これからランニングにお出かけの方はくれぐれもウォーミングアップを忘れずに!
本日はここまで‼次回もお楽しみに\(^o^)/