こんにちは!
パーソナルジムASPIの小長井です!
突然ですが、痩せたいとお考えの女性の皆様はどこの脂肪を一番落としたいでしょうか?
太もも?二の腕?ふくらはぎ?
では痩せたいとお考えの男性の皆さんはどうでしょうか?
お腹?胸?
今回は男性、女性別の脂肪分布についてご紹介いたします。
男女別の脂肪分布
女性の場合、特に脂肪が付きやすいのは以下部位になります。
表
太もも、腰周り、二の腕、お腹
裏(背面)
背中(僧帽筋の中部周辺)、腸骨上部、お尻、腿裏(ハムストリング)、ふくらはぎ
一方、男性の場合は以下となります。
表
胸、お腹周り
裏(背面)
下背部、背中
※この他共通して顔、指先などもありますが、男女別で見るとそれぞれ顕著に表れるのは上記部位になります。
脂肪の種類
人間は皮下脂肪もしくは内臓脂肪という形で脂肪を身体に蓄えていくのですが、ここでも男性、女性で違いが見られます。
皮下脂肪⇒皮膚と筋肉の間に存在する脂肪
※二の腕、お腹周り、腿裏、ふくらはぎ、脇など
内臓脂肪⇒内臓周りに存在する脂肪
※胃、肝臓など
勘のいい方はすでにお気づきかもしれませんが、男性は内臓脂肪が多く、女性は特に皮下脂肪がつきやすいです。
例えば、男性のお腹はシワが少なく丸みを帯びた形状になっています。これは脂肪が皮膚、筋肉よりも内側にあり内臓部からついている証拠です(下写真)。
一方女性の場合、男性とは違い途中で皮膚が垂れ下がりうっすらとシワが確認できます。これは皮膚の下に脂肪があり、脂肪の重みに耐えきれず皮膚が引き伸ばされている証拠です。
さらに皮膚と筋肉との間に脂肪が蓄えられていくことで、押し当てられている脂肪がシワとなって表面上に現れてきます(下写真)。
原因
では何故、男性は内臓脂肪が多く、女性は皮下脂肪がつきやすいのでしょうか?
それは男性、女性特有のホルモンに原因があります。
男性ではテストステロンといわれる(別名男性ホルモン)ホルモンが女性の約15倍作られています。
テストステロンは筋肉の発達に大きくかかわっています。
※同じ体重、身長の男性、女性でも男性の方が重いものを持ち上げられるのはテストステロンが一つの原因として挙げられます
また、テストステロンは内臓脂肪を蓄える/減らす働きもあります。
※パワーリフター、力士が太って見えるのは内臓脂肪が蓄えられているからともいえます
一方、女性ではエストロゲン、プロゲステロンといわれる女性ホルモンが活発に作られています。
エストロゲンは女性特有の丸みのある体つきなど、プロゲステロンは乳腺の発達、子宮内膜の調整などで活躍しています。
※男性に上記ワードは当てはまりにくいですよね
また、エストロゲン、プロゲステロンは胎児を守るため皮下脂肪をつきやすくさせる働きがあります。
※内臓脂肪がつきすぎると外側にある筋肉と板挟みとなり、胎児に対する負荷が大きくなります
そのため男性では臓器が集まる部位であるお腹周りや下背部に脂肪がつきやすいです。
一方、女性は二の腕、首下、腿裏、ふくらはぎなど臓器が存在していない部位に脂肪がつきやすくなります。
まとめ
今回は女性、男性別脂肪分布についてご紹介させて頂きました。
ちなみに脂肪燃焼を狙うのであれば、女性にはレジスタンストレーニングをお勧め致します。
理由は男性よりも開始時点での筋肉量が少なく、潜在的な基礎代謝が眠っている状態だからです(筋肉量が増えれば基礎代謝が上がり、それだけ脂肪燃焼も高まります)。
※女性らしい身体を目指す場合は是非レジスタンストレーニングを取り入れていきましょう!
男性であればレジスタンストレーニングにプラスして有酸素運動も取り入れることで引き締まった漢らしい身体を手に入れることが出来ます!
ついてしまった脂肪は簡単に落とすことが出来ません。
落とすための近道は運動+食事を日ごろから意識していくことです。
脂肪について悩まないためにも今日から実践してみて下さい!
それではまた次回まで!