皆さん、こんにちは❗️
パーソナルジムASPIの玉村です^^
冬も近づいてきて今年もあっという間ですね✨
この時期になると年末年始のことなどを考える方もいると思います。
早い方は、例年11月末に忘年会を行う人もいる様です💨
このご時世なので、例年よりそういった機会は減るとは思いますが、
どうしても食べすぎたり、年末年始の慌ただしさで運動できずに太ってしまう方が多いかもしれませんね❗️
特定保健用食品(以下:特保)の飲み物はテレビCMなどでも目にしたり、実際に飲まれていると言う方もいるかと思いますが、どんな成分がどういう作用をもたらしているのか?
今回は、食べすぎた時の強い味方の「特保の飲み物」に含まれる成分についてお話ししていきたいと思います😄
そもそも特保とは?
特保という名でCMで聞き馴染みがあると思いますが、特保(特定保健用食品)とは
「生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品で、消費者庁長官の許可を得て特定の保健の用途に適する旨を表示できる食品」
のことです👍
つまり、体に影響を与える特定の成分が含まれていることを国の機関が認めている食品のことです!
国が認めているので、安心・安全の基準を満たしているということです。
次は具体的な成分についてお話ししていきます^ – ^
ウーロン茶重合ポリフェノール(OTTP)
烏龍茶に含まれるポリフェノールの一種で、苦味や渋みに関わります。
黒烏龍茶はこのOTTPを濃くしたものになります。
この成分は、血中脂肪の上昇を抑え、糞便中の脂肪排出を増やすことがわかっています。
リパーゼという脂質を分解する酵素の働きを阻害し、吸収しにくくしてくれるためです。
サントリーの研究によると、成人を対象に高脂質食と黒烏龍茶を摂取した際の血中脂肪の変化に関して
黒烏龍茶非摂取群に比べ、上昇が20%減少したそうです。
脂質は糖質やタンパク質に比べ1gあたりのカロリーが高いため(※)脂質を吸収を抑えることは
摂取カロリーを抑えることにつながるので、脂っこいものを召し上がる際は、試してみても良いかと思います😄
(※)1gあたりのカロリー:脂質9kcal/糖質・タンパク質4kcal
難消化性デキストリン
水溶性食物繊維の一種で、一般にはトウモロコシから加工されたものが流通しています。
お茶だけでなく、炭酸飲料などにも加えられていますね✨
難消化性という名前からヒトの消化酵素では消化されにくいこともあり、体の役に立たないとされ研究がされてきませんでしたが近年、腸内細菌によって一部が分解されることがわかっています。
主な効能として、腸内の物質を吸着する作用があり食後の血糖値や血中脂肪の上昇を抑制することが分かっています。
ある研究では、普通のお茶と比べ難消化性デキストリンを含んだお茶を飲んだ場合に血糖値と血中脂肪の上昇が15〜20%抑えられたという報告がります。
OTTPと違い、糖質と脂質に働きかけるのでこちらの方が優れている様に思われますが、飲み過ぎるとお腹を下す可能性もあるので気をつけましょう👍
適正量は1日5〜10gとされています。市販の難消化性デキストリンを含む飲料は1本につき5g程度含まれていますので参考にしてみてください❗️
いかがでしたでしょうか?
普段何気なく飲んでる特保の飲み物ですが、成分が分かると面白いですよね😊
食べすぎないのが一番ですが、やむを得ない場合は活用してみて下さい❗️