みなさんこんにちは!
パーソナルジムASPIの小松原です!
いよいよ梅雨が明け、本格的に夏になってきましたね!
そして、暑い日が続くと冷房をつけずにはいられませんよね。
ですが、長時間冷房のついた部屋にいると、知らず知らずに体もその影響を受けてしまいます。
今回はそんな冷房との上手な付き合い方についてのお話しをさせていただこうと思います!
これからの時期、必見です!
○冷房による「冷え」から起こる体調不良
外気温が上がってくると、当然、冷房の設定温度も低くなってきます。
例えば、会社のオフィスや図書館などの施設も当然そうなりますよね。
「クーラーが効きすぎていて寒い!」
と感じても、温度設定を自由に操作することが難しい場合がほとんどです。
ですが、我慢したまま冷房対策をしないでいると、さまざまな体調不良が起こります。
このように、冷房が原因で、体にさまざまな不調が起こることを「冷房病(クーラー病)」と呼びます!
○冷房病
私たちの体は、暑い時には「体温を下げる」ために血流を良くして汗をかきやすくし、反対に寒い時には「体温をキープする」ために血管を収縮させ、血流を抑えます。
そして、その調節をおこなっているのが「交感神経」と「副交感神経」からなる「自律神経」になります。
交感神経が優位になると、末梢血管が収縮して血流が悪くなり手足が冷たくなり、一方で、副交換神経が優位になると、末梢血管は拡張して血流がよくなり手足が温かくなります。
これを1日に何度も繰り返していると、自律神経のバランスが崩れ、気温差に体がついていけなくなってしまいます。
例えば、、、
家→外→会社→外(昼休憩)→会社→外→スーパーで買い物→外→家
みたいなことは、良くあるパターンですね!
当然、自律神経への負担も大きくなります。
その結果、体のだるさだけでなく、さまざまな体調不良が生じます。
これが、冷房病と呼ばれるものになります!
では、一体どのような症状が起こるのでしょうか??
一緒に見ていきましょう!
○冷房病の症状
・風邪に似た症状
冷房をかけすぎると、室内の空気が乾くため粘膜が乾燥しやすく、鼻水・咳といった風邪に似た症状が出ることがあります。
乾いた粘膜にはウイルスなどが付着しやすいため、そのまま夏風邪に繋がってしまうケースも少なくありません!
・血行不良による頭痛、肩こり、腰痛など
基本的に、会社のオフィスや家などでは同じ姿勢をとり続けることが多いこともあり、血行不良になりやすい環境にあります。
そこに、冷房による「冷え」が加わると、血行がどんどん悪くなり筋肉が硬くなるため、頭痛や肩こり、腰痛など、さまざまな症状が出てきます。
・生理不順や生理痛の増加
女性の場合は、血の巡りが悪くなることで、生理不順になったり、生理痛がいつもより重くなったりすることがあります。
「冷え」が原因で卵巣機能が低下し、子宮の収縮が強くなってしまうのです!
・全身の不調
体のだるさがいつまでも抜けない、疲れやすくなる、夜によく眠れないといったような症状が見られます。
中には内臓が冷えることで、消化不良や下痢、便秘などの胃腸症状が強く出る人もいます。
冷房病、意外と怖いですね・・・。
冷房病にならないためにも、今日から実践できる対策を確認しておきましょう!
○冷房病に対する予防・対策
・「3つの首」を温める
首・手首・足首には太い血管が通っているため、この3カ所を重点的に温めることで、効率的に全身を温かくキープすることができます!
何か羽織るものや、ひざ掛けなどを用意しておくと良いですね!
・軽い運動やマッサージ
血行が悪くなることを防ぐため、定期的に体を動かして血行を良くすることも大切です。
激しい運動は必要なく、屈伸や背伸び、腕回しといった簡単な運動や、軽いストレッチ、マッサージで十分です!
・冷房の設定温度は27℃前後に
冷房の設定温度は、外気温との差が5℃以内であることが理想的と言われています!
それ以上の急激な気温変化には、自律神経がうまく対処できず、体への負担が大きくなります。
温度設定の際は25~28℃を目安に設定するようにしていきましょう!
冷気は下に降りてくるので、扇風機を上向きにセットして、冷気が部屋全体に循環するようにすると快適に過ごせますよ!
・冷風を体に直接当てない
冷風に直接当たると、体温が急速に奪われるため体調を崩す原因になります。
風向きをコントロールして、体に直接当たらないようにしましょう!
いかがでしたでしょうか!
これからの季節、冷房なしではいられませんよね。
ただ「快適さ」を求めるだけではなく、どうせなら「快適で健康的な」夏を過ごしていきましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
次回の投稿も、お楽しみに!