こんにちは!
パーソナルジムASPIの丸山です!
今回の記事のテーマは「腕をきれいに上げる体作り」です!
あなたは、腕を上げる筋肉をいくつ答えられますか?
棘上筋・三角筋・僧帽筋・前鋸筋などがあります。
そして、腕を上げる際は、横から上げたり前から上げたりと、上げ方には種類があります。
いわゆる肩に付いているのは三角筋ですが、腕を上げていく際の1つの筋肉でしかありません。
また、腕を上げる角度によって、主に使われる筋肉や動く関節の割合が変わってきます。
肩の構造を確認しよう
肩に関わる関節は5つあります。
まずは3つご紹介します!
肩甲上腕関節は、一般的に肩と呼ばれている肩甲骨と腕の骨の上腕骨の関節です。
胸鎖関節は、鎖骨の内側部分の胸骨との関節です。
肩鎖関節は、鎖骨の外側部分の肩甲骨との関節です。
この3つの関節は解剖学的関節です。
解剖学的関節とは、関節を包む膜状の関節包や、関節軟骨や、関節内の液体の関節液がある関節のことを指します。
残りに2つの関節もご紹介します!
肩峰下関節は第2肩関節とも呼ばれ、腕の上腕骨の上の隙間です。
肩甲胸郭関節は肩甲骨と肋骨の後ろ側の隙間です。肩甲骨は肋骨の近くに浮いています。
この2つの関節は機能的関節です。
機能的関節とは、機能的に関節のような役割をしている隙間の部分を指します。
肩は5つの関節が関わっていて、構造が複雑なことを理解していていただけましたか?
腕を上げる際の関節の動きとは
腕を横に90度上げている際は、腕の骨が約60度動き、肩甲骨が約30度動くといわれています。
腕が180度上がっている状態では、肩甲上腕関節が約120度動き、肩甲骨が約60度動くといわれています。
そして、肩甲骨が約60度動くためには、胸鎖関節が30-40度動き、肩鎖関節が20-30度動くといわれています。
このように、腕を180度上げる際には先程紹介した関節が関わっています!
僧帽筋を鍛えて腕をきれいに上げよう
手を180度まで上げる際には僧帽筋も重要です。
僧帽筋は肩こり筋として有名ですが、凝るのは首周りの上部線維(首周り)です。
腕を横から上げる際は、中部線維が肩甲骨を寄せて胸が張れることで、腕が横から上がることができます。
そして、腕を上げきる180度付近では、下部線維によって肩甲骨が下がりつつ後ろに回転することで、腕があがります。
中部線維や下部線維が上手に使えず上部線維に頼ると、肩をすくめながら腕を上げるような動きになってしまいます。
中部線維や下部線維を鍛えるためには、腕を180度まで上げるようなショルダープレスやオーバーヘッドプレスがオススメです!
ポイントは、肩がすくまないように丁寧に行い、180度まで上げきれる重さで行うことです。
いかがでしたか??
今日は《腕をきれいに上げる体作り》をテーマでお話しさせていただきました!
こちらの記事がみなさんのお役に立てると幸いです!
それでは次回もお楽しみに!!