こんにちは!パーソナルジムASPIの松尾です!!
12月に入り、いよいよ年末ですね!
私は『死ぬまでにやりたいことリスト』を作成して、来年はそのリストを一つでも多く達成しようと思います!
皆様のやりたいことは何でしょうか?
是非、聞かせてください!
さて今回、ボディメイク編ということで『VBT理論』の続きから始めていきます🏃♂️🏋️♀️
前回のリンクも貼り付けておきますので、まだ最新TR理論を見ていない😗
という方は、第1回目から見ていただくことで今回の内容が入りやすくなります!
要チェックです✅👇
トレーニング効果は速度で決まる?!最新トレーニング理論『VBT』
それでは2回目いきましょう!!!
従来の負荷設定方法の問題点
本書ではトレーニング負荷を設定するためのテスト方法である、RM法の問題点について言及がされております。
皆様も一緒に考えてみましょう!
①1RMの%による負荷設定方法
測定をしたその日のコンディションに左右されることが多い。
設定した重量で7回しか出来なかったり、逆に15回できる日も存在する。
その場合、その時々に応じて重量を重くしたり、軽くしたりと個人の判断で試行錯誤しなければならない。
②%1RMとレップ数の個人差
1RMの結果から回数を指定するだけでは、個人によって違う適応を引き出してしまう可能性がある。
つまり目標とは違う生理学的反応を引き起こしてしまう可能性があるということです!!😰
例)筋出力を上げたいのに、筋肥大を促してしまう
③1RMの問題点
ここでは1RMの問題点について、いくつか書かれております。
・非信頼性
まず第一に1RMを測定することは容易ではないということ。(上級者向け)
スクワットを例に出すとバーの位置や足の開き具合、どこまでしゃがむのか?が個人によってばらつきがあるためフラットな評価がしずらい。
また最大パワーを出そうとすると、普段のトレーニングフォームと全く同じフォームで行う事が困難になるので、信頼度が低くなる可能性が高い。
そして初心者の方は、筋トレを開始してからすぐに筋力向上が見られる為、数週間前に計測したものが過去のものとなってしまう。
・変動性が高い
その日のコンディションによって筋出力が大きく変動する可能性がある為、トレーニングを実施する日の1RMが1RMを測定した日と同じコンディションである可能性が低いと考えられている。
・危険性
自分の能力の限界を超えるような努力をしてしまうので、怪我のリスクが上がる可能性が高い。
・非妥当性
競技パフォーマンスを上げる為という観点からすると、1RMで測った重量はコンディションの把握には役立ちずらい。
④1RMテストを行う必要性があるのか?
上記で挙げたように、1RM測定法には様々な問題がある為、競技パフォーマンスアップへの重要性は低いという見解です。
ただ、本書を読み進めていくとわかるのですが、スポーツのパフォーマンスを上げる為という観点における部分が多くを占めているので、ウェイトリフティング・ボディメイクとはやや異なる所はありますね♪
また重量や負荷ばかりに目がいきがちですが、生理学的な知識も無視できません!
とはいえ、偏りすぎた知識はトレーナーとしての視野を狭くしてしまい救えるお客様を救えなくなってしまうので、頭の中には入れておいて損はないですね!
スポーツパフォーマンスを上げたい!!というお客様がいらっしゃったらこのブログや本の出番かも知れません!
本日はここまで!
如何でしたでしょうか?
やはり興味深い内容ばかりで、見入ってしまいますね!
スポーツパフォーマンスを上げる為に、どんなトレーニングをしたら良いか分からない!
今のトレーニングで思うように結果が出ていない!
そんな方は是非一度、当ジムへお越しください!
個人のパフォーマンスに合ったトレーニング方法をご提案させていただきます!!