こんにちは!
パーソナルジムASPI 研修統括の仲井裕一朗でございます。
いつもブログを御覧いただきまして、誠にありがとうございます。
この度、社内で大人気の「動作姿勢分析研修」をシリーズ化し、皆様にもお届けすることになりました😆
このブログで学べる事
①姿勢の本質を理解でき、今までにない評価の概念を知る事ができる。
②フォーム修正がミリ単位で行えるようになる。
前回の記事を読まれていない方は、一読していただけますとぐっと理解が深まります!
前回の記事はこちら
動作姿勢分析 〜ブルガリアンスクワット編〜
さて、今回のブログでは、前回の続きということで、『何故、体幹部が後方移動してしまうのか?』についてフォーカスしていきます👍
【ピックアップする仮説】
股関節よりも膝関節が優位に動く = 股関節がちゃんと動いていないのではないか?
股関節をちゃんと動かす
①股関節の作用を確認✔
・屈曲
・伸展
・内転
・外転
・内旋
・外旋
合計6種類の動作が存在します。
⇒「ちゃんと動く状態」を目指すので、勿論、この6種類の動きが「ちゃんと動く」必要があります。
②関節を構成する骨を確認✔
・大腿骨
・寛骨
上記2種類の骨で構成されています。
⇒「ちゃんと動く状態」を目指すので、この骨のポジションが悪い場合は当然、ちゃんと動けません。
そして、ここで強調したい事は『大腿骨は骨盤に向かって斜めにハマっている』ということです!
代表的なエラーとして、「内旋しながら動く(ニーイン)」という現象をよく見かけます。
よくあるエラー:大腿骨が内旋しながら動く。(ニーイン)
「同じ斜めのラインだから問題ないのでは?」と一見思われますが、股関節が内旋した状態で屈曲動作を行うと「大腿骨が寛骨にぶつかってしまう」為、可動制限が生じて体幹が後方転移しやすくなってしまいます。
本来は、股関節屈曲しようとすると「大腿骨が外旋しながら寛骨を避けていく」、という動作システムが存在しますので、下記画像のようなフォームになるはずです。
よって、「股関節よりも膝関節が優位に動く状態」の要因の一つに「股関節が無意識に内旋状態になっている」ということが考えられるわけですね!
是非、ブルガリアンスクワットでは「股関節屈曲時に内旋方向に曲がってしまっていないか?」をチェックしてみてください!
では、「無意識でも内旋が起きない状態にするには?!」については、私が主宰している社内セミナー「仲井塾」の動画コンテンツにて解説をしています。
今回はその一部を紹介します!
当たり前の話をします。
「A:無意識に使える部位」と「B:無意識で使えない部位」があったとして、脳みそが無意識下で使うのはどちらだと思いますか?
答えは勿論「A」です。
私はこの考えを元に、下記のような哲学を持って指導しています。
[指導優先度] 低 | ①使いたい部位が・・・無意識でも動く | ②使いたい部位が・・・無意識では動かない | ③使いたい部位が・・・意識すれば動く | ④使いたい部位が・・・意識しても動かない 高
「①」は変な話、日常生活(無意識)で既に使っているので、特異的なお客様のご要望や目的がない限りは、専門家として「④」を極力評価するようにしています。
④が③へと進化し、③が②へと進化し、②が①へと進化する。
この節目節目にお客様が味わう感動体験は潜んでいます。
お客様が期待する以上の価値を提供するために、みなさんも私と一緒に勉強していきましょう!
最後に
私のブログでは、日頃の指導における疑問や不明点の解決に導きます。
「ハイレベルなパーソナルトレーナーとして活躍したい」という方へ、引き続き良質な情報発信をして参ります。
今後とも何卒よろしくお願い致します!
パーソナルジムASPI
研修統括
仲井裕一朗