こんにちは!!
パーソナルジムASPI柏店の大本です。
梅雨になり気温と湿度が上がりジメジメとした日が増えてきました。
この高温多湿の環境、実は多くの細菌が好む環境となり食中毒が急増します!
夏に向けて体作りだ!とやる気が出たのに食中毒で体調不良・・・
なんてことにならない様、食中毒予防を徹底していきましょう!
まずは食中毒について知ろう!
食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し
体内へ侵入することによって発生します。
【細菌】
温度や湿度などの条件がそろうと食べ物のなかで増殖し
その食べ物を人が食べることにより食中毒が引き起こされます。
細菌の食中毒は、夏場に多く発生しています。
食中毒の原因となる代表的なものは、腸管出血性大腸菌やカンピロバクター、サルモネラ属菌などです。
【ウイルス】
低温や乾燥した環境内で長く生存し、食べ物のなかでは増殖しませんが、
食べ物を通じて人の体内に入ると腸管内で増殖し、食中毒を引き起こします。
ウイルスが原因となる食中毒は、冬場に多く発生しています。
そうしたウイルスの代表格はノロウイルスで、調理者から食品を介して感染する場合が多く
牡蠣などの二枚貝に潜んでいることもあります。
予防の三原則「つけない!」「増やさない!」「やっつける!」
食中毒を防ぐためには
食べ物に「つけない」食べ物に付着した細菌を「増やさない」
食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」という3つが原則になります。
(1)つけない=洗う!分ける!
手にはさまざまな雑菌が付着しています。
食中毒の原因菌やウイルスを食べ物に付けないよう必ず手を洗いましょう。
・調理を始める前
・生の肉や魚、卵などを取り扱う前後
・調理の途中で、トイレに行ったり、鼻をかんだりした後
・おむつを交換したり、動物に触れたりした後
・食卓につく前
・残った食品を扱う前
また、生の肉や魚などを切ったまな板などの器具から加熱しないで食べる野菜などへ菌が付着しないよう使用の都度きれいに洗いできれば殺菌しましょう。
食品の保管の際にも、他の食品に付いた細菌が付着しないよう、密封容器に入れたり、ラップをかけたりすることが大事です。
(2)増やさない=低温で保存する!
細菌の多くは10℃以下では増殖がゆっくりとなり、マイナス15℃以下では増殖が停止します。
肉や魚などの生鮮食品やお総菜などは、購入後、できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。
なお、冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖しますので、冷蔵庫を過信せず、早めに食べることが大事です。
(3)やっつける=加熱処理!
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。
肉や魚はもちろん、野菜なども中心部を75℃で1分以上加熱して食べれば安全です。
ふきんやまな板、包丁などの調理器具にも、細菌やウイルスが付着します。
特に肉や魚、卵などを使った後の調理器具は、洗剤でよく洗い
熱湯をかけて殺菌しましょう。
台所用殺菌剤の使用も効果的です。
お弁当の食中毒を防ぐには?
体にいいものを食べたいという思いからお弁当を作って毎日食べている方も多いと思います!
そんなお弁当は一歩間違えると菌が大繁殖してしまいますので、お弁当に使えるコツをお伝えします!
冷やしてから詰めましょう!
食材が温かいままだとお弁当箱内の温度が上がり菌が増殖しやすくなります。
また、蒸気がこもって水分となり食材が痛みやすくなってしまいます。
防腐効果のある食材を入れる!
梅干しや大葉、ゆかりなどは防腐効果がある上におかずにもなるのでピッタリです!
最近では、同じく防腐効果のある、ワサビ成分を含んだフィルムなどの便利グッズも販売されていますので是非!
保冷剤をつける!
移動が長い、冷蔵庫がないという時は保冷剤を蓋の上に置いてお弁当の温度を下げる様にしていきましょう!
冷凍ブロッコリーや冷凍食品をそのまま入れて保冷剤がわりにするのもOKです!
いかがでしたでしょうか?
衛生的な意識を持つということは大事な健康管理の一つとなります!
周りの環境に目を向けて美味しく体のためになる食事を作っていきましょう!