皆さんこんにちは❗
二子玉川店 理学療法士店長の森内です😁
だんだんと寒い時期も抜け出し、春が近づくことで皆さんの運動への意識も高まっているのでは無いでしょうか？
私はよくお客様からこういった質問をもらうことが多いです。
「筋トレと有酸素運動って結局どっちがいいんですか？」
皆様もこの疑問は思ったことが有るのでは無いでしょうか？🤔
今回はこの質問にお答えさせていただければと思います✨
最後までご覧いただけると幸いです😌
結論、「目的によってどちらがおすすめか違う」
まず結論からお話させていただくと、一概にどちらの方がいいと言うことは難しいです✅
というのも、そもそも有酸素運動と筋力トレーニング（以下レジスタンストレーニング）では、得られる効果や効果が出るまでの早さなどが全く違うためです。
例えば、運動を行う目的も「痩せたい」のか「筋肉を増やしたい」のか「体力をつけたい」のかなど様々ですよね📝
それと同様に、痩せたいという目的でも「今すぐ痩せたいのか」、「長期的にゆっくりと痩せていきたいのか」によってもおすすめは変わってきてしまいます💡
ですので、まずどちらがおすすめかという前に、「どんな目的でいつ効果が欲しくて、どんな未来を手に入れたいのか」を明確にしておくことが非常に大切になっております🤝
では明確になったあとはどのようにおすすめをしているのかを説明させていただきます🙋♂️
消費カロリー（代謝）から考えるとどちらがいいか明確に！？
有酸素運動とレジスタンストレーニングをどちらがいいかと悩まれている人は、ほとんどの方が筋力を増やす「増量」というよりも、体脂肪を減らす「減量」を目的にされている方が多いと思います✅
そのため、まずは減量がどのようにして行われていくのかや有酸素運動やレジスタンストレーニングがどのようにして減量をサポートするのかのメカニズムを知ると、自ずとどちらがいいか見えてきますよ✨
まずは減量をしていくためには、摂取カロリーよりも消費カロリー（代謝）の数値が上回っていることが大前提になります📝
ではその消費カロリーがどのような物で構成されているかを考えてみましょう☝️
消費カロリー（代謝）の内訳
消費カロリー（代謝）には大きく分けて3つの内訳があります
①基礎代謝:人が覚醒している状態で生命活動を維持するのに必要最低限なエネルギーのことを指します。意識的に消費することが無いカロリーのこと
②活動代謝:体を動かすことによって消費されるエネルギーのことを指します。意識的に動いて消費するカロリーのこと
③食事誘発性熱産生（DIT）:食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されるカロリーのこと。
この内、基礎代謝が約70％、活動代謝が約20％、食事誘発性熱産生が約10％を占めております📝
また、基礎代謝の中でも約40％が「筋肉」が占めているため、筋肉が増えると基礎代謝が上がるといった形になります❕
それぞれのメリットとデメリットについて
先程の説明に続き、レジスタンストレーニングは筋肉を増やし基礎代謝を上げて痩せていくというメカニズムになっており、有酸素運動は活動代謝を上げて痩せていくというメカニズムになっております💡
一見、「基礎代謝が約70％を占めるので筋トレの方がいいじゃん！」と思いがちですが、こちらもデメリットがございます😭
それは「効果が出るまでの早さと効果量が違う」という点です❕
レジスタンストレーニングは有酸素運動に比べ効果を感じるまでが遅く、1回の運動での消費カロリーも少なめになります。
そのため、一概にレジスタンストレーニングが良いとは言えません☝️
目的と場合によって使い分けていくことが重要になってきます🤝
レジスタンストレーニング
メリット：基礎代謝を上げるため、何もしないで消費するカロリーを増やしていく。また消費カロリーが減少しにくい
デメリット：即時効果を得られにくい
有酸素運動
メリット：活動代謝をあげるため、即時効果を感じやすい
デメリット：やめてしまうと、代謝量が落ちてしまうため消費カロリーが減少しやすい
ここで例を出させていただきます🙋♂️
あなたは、会社員です。今の給与から更に上げることを考えております。
レジスタンストレーニング→基本給を上げて昇給！今すぐ劇的に給与が上がるわけでは無いけど、減ることも少ない！
有酸素運動→残業をして給与を増やしていく！働いた分、もらえる給与も今すぐ増えそう！
このように考えていただければ良いかなと思います😁
両方の効果を理解し活用していきましょう！
今回は有酸素運動とレジスタンストレーニングのメリットとデメリットについてお話させていただきました🙋♂️
このように、「どんな目的でいつ効果が欲しくて、どんな未来を手に入れたいのか」を考えると、自ずとやることが見えてくるのでは無いでしょうか？😌
皆様の運動習慣に少しでも役立てば幸いです✨
最後までご覧いただきありがとうございました😁
次回の投稿もお楽しみに～
