皆様こんにちは!
パーソナルジムASPI川崎店の平です!
今回は上半身と下半身をつなぐ要の「股関節」についてです。
股関節の動きが悪くなると、体が上手く曲がらなくなったり、下半身で踏ん張ることが難しくなります。
人間は股関節から老いていくと言われることもあるくらい重要な関節になります。
股関節と聞くと何となく「骨盤」、「足の付け根」などのイメージがありますよね。
実は股関節を支える筋肉は23種類もあります。
股関節を動かさないとこの23種類の筋肉が硬くなったり機能しなくなったりします。
体の不調が出る前に日常から股関節を動かしていきましょう。
しかし、可動域は広ければ広いほど良いというわけではない
例えば開脚が180度できるようになりたいという方を見かけることがありますが、開脚の基準値は45度、両足合わせて90度開くことができれば正常だと言われております。
柔らかすぎると体を支える力が弱くなってきます
硬いからといって無理なストレッチは怪我に繋がりかねないので注意したいですね。
「動かさなさすぎ」で不調になる
股関節は可動性と支持性という2つの側面があります。
股関節の構造は体を支えるだけではなく、体を動かし、移動させることを前提としてできています。
ところが、交通手段やデジタル技術の発達により、股関節を使って移動しなくても用事を済ませられるようになりました。
その影響で股関節を動かす機会が圧倒的に減り、「動かさない」時間が長くなることで股関節周辺にある筋肉が硬くなったり弱くなったりし、体の不調に繋がっていきます。
股関節周りの筋肉が硬くなったり弱くなることで、腰や膝の負担も大きくなり不調が出やすくなります。
普段から股関節を「動かす」意識を持ちましょう
デスクワークが増えたことで、長時間座り続ける生活になり、その影響で筋肉の使い方に偏りが生じやすくなります。
日常生活の中で股関節を動かす環境を作ることがポイントになってきます。
・仕事中ずっと座りっぱなしにならないようにする
仕事中でも「お手洗いに行く時間を作る」、「飲み物をデスクから離れたところに置いて水分補給の際に立ち上がる」など日常で立ち上がる環境を作るのが有効的です。
今ではオフィスにスタンディングデスクを導入する会社もありますが、それは股関節の健康という観点からも理に適っています。
・エスカレーターやエレベーターではなく階段を使う。
よく階段を使いましょうと言われますが、階段昇降は歩行時に出ない股関節の可動域を出すことができ、それによって普段使わない筋肉を動かすことができます。
体力に余裕がある方は1段飛ばしをすることでお尻の筋肉をより使うことができますので意識してみてください。
何事も継続が大事ですが、日常で股関節を動かす環境を作ることができれば意識しなくても股関節を動かすことができるので、不調が出ない体づくりができます!
健康が一番の財産と言われるように何をするにも体づくりが資本になってきますので2025年も健康に過ごせるよう股関節を動かす意識から始めてみましょう!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
それでは次回の投稿もお楽しみに!