こんにちは。パーソナルジムASPI大宮店の及川です。
2025年もあっという間に1ヶ月が経とうとしていますね。
今年こそは運動を始めるぞ!と意気込んだ方も多いのではないでしょうか?
でも気がつけばコタツから抜け出せなくなっている方もいるはず。安心してください。私もその一人です。
しかし、今日もサボっちゃったな、、、と悲観しすぎることはありません。
運動が続かないのは、意思の弱さのせいではなく、私たちの「脳の仕組み」に原因があるのです。
今回は「なぜ運動が続かないのか?」と、運動を続けるための「脳を騙すコツ」をお伝えします。この記事が皆様の健康維持や運動のモチベーションアップにつながれば幸いです。
なぜ運動は続かないのか?
人間の脳は本能的に「効率よくエネルギーを使いたい」という性質を持っています。これは、進化の過程で生存に有利だったためです。脳が「無駄だ」と判断した行動にはストップをかける仕組みがあります。
具体的に、以下のような脳の働きが影響しています。
扁桃体:エネルギーを多く消費する行動を避けようとする。
前頭前皮質:「今すぐ必要ではない」と判断すると行動を抑える。
視床下部:ストレスから体を守るために休息を促す。
基底核:習慣化された行動を優先し、新しい行動の定着を妨げる。
このように、脳は「楽でストレスの少ない選択」を自然に優先します。つまり、運動が続かないのは意思の問題ではなく、脳が本能的に「サボる」選択をしているのです。
脳を騙してストレスを乗り越える方法
脳の性質に逆らうには、「運動は辛いもの」というイメージを変える必要があります。運動を「楽しい」「気持ちいい」「成果が出やすい」と感じられるように工夫すれば、脳もその行動を受け入れやすくなります。
例えば、運動が習慣化している人は次のような成功体験を持っています。
・運動をすると肩こりや腰痛が楽になる
・体力がついて仕事やプライベートが充実する
・トレーニング中に頭が空っぽになってリフレッシュできる
こうしたポジティブな体験が脳に報酬として記憶され、運動を続ける原動力になります。
運動を続けるには「誰かと一緒に」
運動を続けるためには、一人で頑張るのではなく、誰かと一緒に始めることがおすすめです。「誰か」との運動は以下にあげるような、脳を騙す効果があります。
人との約束事にすることで強制力が高まる
一緒に運動する相手がいると、自然と「やらなければ」という気持ちが生まれます。サボってしまえば相手との約束を破ることになりますからね!
褒めてもらえる
運動をしていることを友達やトレーナーに褒められると、脳内で「ドーパミン」が分泌されます。これが報酬として働き、次も運動をしようという気持ちになります。
必要な知識が得られる
運動の専門家が身近にいると、効果的で安全な方法を身につけることが出来るため、効果が実感しやすくなります。効果の実感を得ることも脳の報酬となり、運動継続のモチベーションに繋がります。
まとめ
運動を続けるためには、脳の「サボりたがる性質」を理解し、その性質を逆手に取る工夫が必要です。
「誰かと一緒に始める」ことで、脳にポジティブな報酬を与え、運動を楽しい習慣へと変えていきましょう!