アレルギー対策〜食物繊維で腸を整える〜

2020.04.16Column

こんにちは!

パーソナルジムASPIの小山です。

今回のテーマは「食物繊維と免疫機能」です!

 

さて、昨今「食物繊維」という言葉はよく耳にするかと思います^^

何をイメージするでしょうか?きのこやごぼうなどの野菜でしょうか?

正解です!

しかしそれだけではない「食物繊維」の力✨

今日はそんな食物繊維を深掘りしていきましょう

 

食物繊維とは?

「ヒトの消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総体」と定義されています。

ひと昔前は、植物細胞の残渣と定義されていましたが、その後の研究により現在は植物性食品だけでないと定義されました!

 

食物繊維の分け方

小腸までの消化管(胃、十二指腸)で消化、吸収されず大腸に届くのですが

その間の溶け方により大きく不溶性(非発酵性)水溶性(発酵性)に分けられます。

 

不溶性食物繊維

水に溶けず、保水性が高いことが特徴です。

そのため水分を吸着して膨らむ→糞便量を増加させる→それが腸の壁を刺激して蠕動運動を亢進!→便秘を改善😊

嬉しい効果ですね!

また

・大腸内で産生された発がん物質の大腸粘膜への接触時間を短縮させる

・腸内細菌を大腸粘膜へ定着させるための場所

となっているとも考えられているんですよ!

穀物、豆、ナッツ、野菜や芋に多く含まれています(セルロース、ヘミセルロース、リグニン、キチンなど)

 

 

水溶性食物繊維

腸粘膜表面の動きにくい層(不攪拌層)の増大、また糖質やコレステロールを吸着し吸収を抑制する働きがあります。

特にオリゴ糖(ペクチンやグアーガム、ラクトスクロース)は、小腸で吸収を受けずに大腸に到達して、ビフィズス菌や乳酸菌などのエサになりますので

結果、大腸内で短鎖脂肪酸が生成され腸粘膜の栄養効果として力を発揮してくれます。

 

さて「短鎖脂肪酸」という言葉が出てきました!実はこれ、とても重要です!😊

 

短鎖脂肪酸と免疫機能

🔥短鎖脂肪酸は大腸で大活躍してくれているんです!🔥

・大腸内pHを低下させ、腐敗菌の増殖を抑制し腸内フローラを改善する

・回腸や上行結腸に存在するL細胞を刺激し、大腸や小腸粘膜を増殖させ、腸内細菌が正常に活動できる環境を作っている

 

 

そもそも腸管ってすごいんです!

 

・体全体のリンパ系組織の約60%を占めるリンパ球や抗体、免疫グロブリンが存在している

・絶えず膨大な種類&量の異物(細菌、ウイルス、たんぱく質など)にさらされている

・その中で安全で体に必要なものは分解して体内に取り込み、いらないもの(病原性のある細菌など)は排除するという識別力

 

 

例えば、腸管にて「分泌型IgA」を産生しているのですがこの分泌型IgAが非常に重要✨

 

侵入性の細菌やウイルスなどによる感染は、

病原体が腸の細胞の表面にくっつくことで開始されるのですが、分泌型IgAが

・これらの微生物とくっつくことで、腸の細胞の表面にくっつかないように阻止

 

また

・食べ物に含まれるアレルゲンと結合して、アレルギー発症させる物質の体内への吸収を阻止

もしてくれています✨

 

 

 

また、アレルギーに関しては、

食事性の抗原(生体に免疫応答を引き起こす物質)にアレルギー反応を起こさせないようにする「免疫学的無反応」状態もつくります!

このように免疫寛容を起こすために腸内細菌が注目されているのです✨

善玉菌であるビフィズス菌が優勢な場合には免疫寛容が誘導されやすく、

悪玉菌が優勢な場合は免疫寛容が誘導されにくいと報告されています。

 

腸内環境が整うことで、アレルギー症状が出にくいということですね!

 

「幼い頃、卵や牛乳、小麦アレルギーがあったけど大きくなるにつれてよくなった」

周りにこんな経験をされた方はいますか?

赤ちゃんはアレルギー疾患が起こりやすい状態で生まれ、乳幼児期に様々な病原生物や腸内フローラを構成する常在細菌群によって適切な刺激を受けることで、ビフィズス菌など善玉菌が優位な腸内細菌のバランスに変化し、アレルギーが緩和されるといわれています。

そのため、抗生物質などの使用によって腸内細菌のバランスがとりにくい状態が続くと、食物アレルギーやアトピーなどのアレルギー疾患を発症しやすくなる可能性もあるということですね。

 

 

食物繊維を摂る→腸内環境が整う→免疫能が高まる

ということです!

いかがでしたか??

 

野菜、果物、きのこ食べましょう😊😊😊

それでは次回もお楽しみに!!

小山 由香

この記事を書いた人

小山 由香

go top