みなさんいつもありがとうございます!
パーソナルジム ASPIの田口です!
暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
みなさんの中には、最近肩がこる、なんとなく身体がダルい、トレーニングで力を出しにくい気がするというような方はいらっしゃいませんか?
もしかすると、それは筋肉を覆っている筋膜のせいかもしれません!
今回は、そんな症状を改善するための筋膜リリースの原理とやりかたをご紹介します!
そもそも筋膜とは?
筋膜とは筋肉を包んでいる膜のことで、身体中に張り巡らされています。また、第二の骨格とも呼ばれています。
筋膜には浅筋膜、深筋膜、筋外膜、筋周膜、筋内膜といくつか種類があり、すべての筋組織はお互いに滑りあうように動いています。筋膜には筋肉の保護、筋収縮時の補助、血管や神経、リンパ管を支える機能があります。
筋膜はコラーゲン繊維とエラスチン繊維でできており、コラーゲンとエラスチンはお互いに協力し合って身体の形を整えたり、身体の動きに合わせて形を戻したりしています。
筋膜に異常があると、本来はサラサラな基質が粘度の高い状態になり、筋膜全体の滑りが悪くなります。また、筋膜を通っている血管や神経、リンパ管などの通過部分が圧迫されて循環障害などが起こります。
筋膜リリースとは?
筋肉がスムーズに動くためには、筋膜の滑りの良さが必要です。
筋膜を柔らかくし、滑りを良くして、ほぐすことを筋膜リリースと言います。筋膜剥がしとも呼ばれますね♪
筋膜リリースによって筋肉の柔軟性が引き出され、関節の可動域も拡大します。
筋膜リリースとは筋膜の癒着を引き剥がしたりこすったりすることで、筋膜を正常な状態に戻す施術のことです。
筋膜リリースが筋膜剥がしとも呼ばれる理由がこれですね。
身近な症例
デスクワークで長時間座っていると肩が重たくなったり、痛くなったりしてきませんか?
逆に、ずっと立ちっぱなしでも腰の周りが痛くなって動かしにくくなることがあると思います。
これらは筋膜が癒着によって痛みや不調が出ている証拠です。筋膜リリースによって症状が治るものが多いです。
実は美容やダイエットにも効果的
筋膜リリースによって血液の流れが良くなり、リンパの流れが良くなり、老廃物が溜まりにくくなります。
また血流が良くなれば基礎代謝が上がるととも言われております、
基礎代謝がアップしたということは、痩せやすい体になったということですよね♪
セルフ筋膜リリースのやり方
ピンポン球くらいの小さなボールを使って行うやり方を紹介いたします!
いずれも、痛すぎるくらいの強度でやる必要はないので、痛気持ちいいくらいの強度で行ってくださいませ。
・足底筋膜(足の裏)
座った状態で、ボールを足の裏の真ん中に置きます。体重をゆっくりとかけながら足を前後に動かして足裏全体にボールを押し当てていきます。
・腓腹筋、ヒラメ筋
両手でふくらはぎを左右から挟み込み、ゆっくりと押圧をかけていきます。押圧は20秒ほどキープしましょう!
強く素早く押圧をかけると痛みが発生し、筋膜が萎縮を起こすので、力を入れる時も緩める時もどちらもゆっくりと行ってください。上から下へ、下から上へと往復していきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は筋膜リリースについてのお話でした!
トレーニングをしている方も、そうでない方も是非お試しくださいませ!
また次回もお楽しみに!