みなさまこんにちは❗️
パーソナルジムASPIの山田です💪
突然ですが、みなさまは骨粗鬆症という病気を聞いたことはございますか?
そう、骨が脆くなってしまい、最終的には身体中が骨折しやすくなってしまうとても怖い病気です。
「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」(一般社団法人骨粗鬆症学会)によると、日本人の骨粗鬆症患者数は1,280万人とも言われており、そのうち約8割を女性が占めております。
本日はそんな骨粗鬆症について詳しくみてまいりましょう!
骨粗鬆症とは?
骨粗鬆症は、冒頭でも述べたとおり骨が脆くなって、全身が骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症になったからと言って、これといった特別な症状はなく、痛みは伴いません。
しかし、転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなってしまい、特に骨折しやすい部位としては、腰椎や大腿骨骨頭の骨、手首の骨など日常生活を送る上で要となる部位が多いのが特徴です。
もし腰椎や大腿骨の骨折が起きると、腰痛や寝たきりの原因となってしまい、大きく生活の質を落としてしまいます。
何より骨密度が低下してしまわないように事前に予防をすることが肝心です!
骨粗鬆症の原因
人間の骨は、骨を溶かして血液中にカルシウムを出す「骨吸収」と、骨が溶けた部分にカルシウムを補充する「骨形成」がバランスよく働き、新陳代謝が行われております。
このバランスが崩れると、骨吸収のスピードに、骨形成が追いつかなくなり、骨の量が減って骨粗鬆症がおきてしまいます。
特に女性は閉経に伴い、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が低下すると、骨吸収のほうが盛んになってしまい、骨密度が急速に低下すると言われています。
その他の要因として、カルシウムやビタミンDの不足、過度な飲酒や内分泌疾患などの病、抗うつ剤など薬の副作用によるものもありますが、なんと運動によっても骨密度の増加をはかることができるのです!!
運動による骨粗鬆症の予防
骨粗鬆症を予防するためには、カルシウムの摂取や日光浴によるビタミンDの生成だけでなく、筋力トレーニングや有酸素運動など、骨に刺激が加わる運動が効果的とされています!
骨自体に物理的な刺激が加わると、微量の電流が骨に伝わり、強さが増すといわれています。スポーツ選手の骨密度は、一般の人よりも高い傾向を示しますが、特に物理的な過重負荷が大きいスポーツ選手ほど高い値を示します。
たとえば水泳選手は、水中の浮力のおかげで過重負荷は少なく、陸上選手よりも骨密度が少ないといわれています。したがって骨粗鬆症を予防するためには、ウォーキングやジョギングのような重力のかかる運動が効果的だと言われています。
また、骨は通常腱を介して筋肉へとつながっているため、筋力トレーニングによって、骨に直接刺激を与える方法も効果的です。筋力トレーニングを行う際に、重りを持ち上げるたびに筋肉は強く収縮し、骨に刺激が伝わります。
筋力トレーニングは、ウォーキングやジョギングだけでは強化できない上半身の骨も鍛えることができるので、全身をバランスよく使い、強化していくことが可能です。
なお、いずれの運動を行う場合も既に骨折経験があったり、不安がある場合などは整形外科医に相談してから運動するようにしましょう。
運動で骨に刺激を与え骨密度を強化し、生き生きとした生活を送ってまいりましょう!!
それでは、次回の投稿をお楽しみに😊